あなたは自分に厳しいタイプですか?
それとも自分に優しいタイプでしょうか?
今回はカウンセリングで学んだ
『自分に厳しいこととその正体』
について書いてみたいと思います。
自分に厳しくしてしまう理由とその正体とは
私はここ数年カウンセリングを受けていて、これは以前カウンセラーさんに教えてもらったことです。
自分の中には
【インナーアダルト】
がいて、自分にダメ出しをしてくるのはインナーアダルトの方です。
私のインナーアダルトは常にインナーチャイルドを支配しコントロールしようとしてきます。
例えば誰かと会話をしている時、私の頭の中では
『この人はどんな言葉・反応を期待しているだろう』
『次に私が発する言葉は何が適切だろう。』
『話し方に気を付けて。バカっぽくならないよう落ち着いたトーンで話すこと』
こういった思考が頭の中に浮かびます。
上手くできなかったときは頭の中で大反省会。
私の中の厳しい私が酷く責めてきます。
自宅で過ごしている時も
『なんてダメ人間』
『みんなできていることがどうしてできないの』
『もっと頑張らなきゃ』
気を抜くとこんな言葉で頭の中が埋め尽くされてしまいます。
自分に厳しいインナーアダルトは敵なの?
インナーアダルトは敵ではありません。
厳しい家庭環境を生き延びるため、インナーアダルトなりの処世術で自分自身を必死に守ろうとしているんです。
誰にも頼れない中、精一杯暗闇の中を手探りで頑張ってきてくれたんですね。
例えそれが間違った思い込み、処世術だったとしても。
厳しいインナーアダルトの付き合い方
私なりの対処法を書いてみたいと思います。
まず自分の中のインナーアダルトの存在を知り受け入れること。
自分を責める声が聞こえてきたら、
『あ、インナーアダルトが出てきたぞ』
と意識することでまず一線引くことができます。
そして
『頑張ってないと不安なんだよね』
『そんなに頑張らなくても大丈夫だよ』
『ゆっくり過ごしてもいいんだよ』
『できない自分でいいんだよ』
と、まずは共感して決して否定せずに、大切な人を励ますように自分に向けて呟く。
そうすると少しずつ少しずつ気持ちが落ち着いてきます。
インナーアダルトを落ち着かせると、インナーチャイルドも安心してくれるような気がします。
まとめ
長年自分の中の厳しい声に苦しんで疲れ果てていました。
どんなに頑張っても許してくれない自分の中の声。
もうへとへとなのに、もっともっとと要求してくる。
こんな声が24時間どこにいても気を抜けば聞こえてくるんです。
諦めていたけれど、カウンセリングで『インナーアダルト』の存在とそれに支配されている『インナーチャイルド』のことを教えてもらい、厳しい声の正体について知ることができました。
インナーアダルトを落ち着かせてインナーチャイルドに伸び伸び過ごしてもらうことが回復に向かうことなのかなと思っています(*^-^*)
※専門家ではないので間違った表現があるかもしれません(>_<)