こういうこと書いていいのかなって躊躇したけれど、ブログって本来好きなこと書いていい場所。
読みたくない人は読まないだろうし、思ったように書いてみようと思います。
私は機能不全家庭で育ちました。
両親に育児放棄され、祖父母に引き取ってもらったものの、アルコール中毒の祖父からの暴言・暴力。
一緒に育った兄弟からも暴力を受けて育ちました。
私はその家庭で一番幼く弱かったので受け入れるしかなかった。
そんな環境で育った私ですが
生きていかなければなりません。
社会に出てみるとどうしても他の子達と同じようにできない。
長時間働けないし、コミュニケーションもうまくいかない。
男性にはモラハラを受け、傷の上に傷を上塗りして生きてきました。
どうにか他の子達と同じように働かなきゃ
いい人と結婚して子供を産んで温かい家庭を持たなきゃ。
特に温かい家庭にはとても憧れが強く、結婚することを目標としていました。
ですが渇望すればするほどに遠ざかる『温かい家庭』
調べてみるとどうやら私は病気らしいので病院に行きました。
治したらみんなのように幸せになれるのかも。
必死で本を読んで病院に通い、カウンセリングも受けました。
そんな日々を10年以上過ごしてきたけれど、一向に治らない。
私が思い描いていた『治る』はどこにも存在しない。
それに気付いてからの深い絶望感。
このまま抱えて生きていかなきゃならないなんて地獄とすら思いました。
ひとしきり落ち込んで悲しんだところで
治らないなら抱えたまま生きていこう。
『治す』を諦めよう。
と思えるようになりました。
私の見てきた汚いものとは裏腹に
この世の中は綺麗なもので溢れています。
陽が射すリビングとか、ピンクがかった綺麗な夕焼け
子供の屈託のない笑顔
心の傷を抱えたままでいい。
今ある目の前の一瞬一瞬を大切に過ごしていきたい。
と思ったのでした。
終り。